賃貸物件を探すときなんとなくおしゃれな雰囲気にしたい!と思っていても、実際にどんな物件を選べば良いのか判断しづらいですよね・・・。
この記事では一人暮らし歴10年以上の筆者が、モノトーンを基調としたスタイリッシュなお部屋を目指す人が見るべきポイントを、デザインに焦点を当ててご紹介します。一緒に理想のお部屋を叶えましょう!
素材が大事!物件写真と内覧でチェックするポイントは6つ
じつは物件を決めた時点で、今後おしゃれに出来るかどうかは8割方決まってしまいます!初めの素材(物件)が良くなければ、後でインテリアをこだわってもある程度のお部屋にしかなりません。一人暮らし賃貸に5物件以上住んだことがある、筆者の経験として初めにお伝えしておきます。
でも安心してください。この6つのポイントを押さえれば、スタートダッシュから理想のお部屋に近づくことが出来ます。
- 床材
- 壁材
- 巾木
- 建具
- 設備
- 照明
実際に物件を見に行く前に、インターネットや不動産屋さんで物件写真を見ることができますね。その際に理想のお部屋を叶える物件かどうか、この6つの項目である程度ふるいにかけましょう。候補が絞られたところで物件を内覧し、写真では分からなかった細部を確認すると良いです。
床材はホワイトがグレー系のフローリング
床の素材
賃貸で多く使われる床材は主に2つあります。
- フローリング
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最もメジャーな木材張りの床。素材が固く、家具を置いたときのへこみが付きにくい。
- クッションフロア
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塩ビ素材のシートを貼った床。リーズナブルで素材が柔らかく、家具の跡が付きやすい。タイル調や大理石調など様々な柄があるのがメリット。
クッションフロアは柄物が多く写真で見るとオシャレに見えますが、実物を見ると素材の安っぽさがあるので、リビングなど広い面積の床材はフローリングのお部屋を選ぶのがオススメです。水廻りには、水に強いクッションフロアを貼るのが王道なので、フローリングをオススメするのはあくまでリビングや寝室などの居室においてです。
フローリングの色
よくあるフローリングの色を例として並べてみました。名前はメーカーによって異なるので分かりやすいように表記しています。スタイリッシュインテリアを目指すには選ぶべきは白系か黒系ですが、一人暮らしの面積が小さい部屋に黒系の色を持ってきてしまうと、圧迫感が出て狭く見えてしまいます。なので床材は白系がオススメです。
上の画像の中で一番オススメのは①ホワイトです。全体的に白く木目が目立たないのでスッキリとしたクールなイメージになります。
ニ番目にオススメなのは③クルミです。白系ながらも程よく温かみが出ます。選ぶ家具によってはナチュラル寄りに見えてしまうこともあるのでモノトーンの家具で統一しましょう。
三番目にオススなのは②ホワイトオークです。グレー味がかっているのでモノトーンのインテリアと相性が良いです。ただし、メーカーよっては木目が激しくヴィンテージ感が強くなってしまうものもあるので、木目が目立たないものを使っている賃貸を選びましょう。
補足)
白系のフローリングは髪の毛などのゴミが目立ちやすいのがデメリットです。白を選ぶからにはそこは割り切りましょう。ですが逆に黒系のフローリングはホコリなどの白っぽいゴミが目立つので結果、どちらが良いということは個人的にはないと思います。
壁はクロスなら質感を確認!
コンクリート打ち放しで垢抜けるのもアリ
クロスの柄
石目調
織物調
塗壁調
クロスは本当に種類が多いのですが、オーソドックスな三つの柄を例に説明します。左に行けばいくほど柄の凹凸が多く、ナチュラルな雰囲気になります。中央の織物調はどんなインテリアテイストにも合わせやすいため、一番良く見るのではないでしょうか。ですが、この三つで一番オススメなのは塗壁調です。迷ったらどちらがスッキリ見えるかという基準で判断しましょう。
コンクリート打ち放し壁で一気にクールに
手っ取り早くクールでおしゃれな雰囲気にしたいのであればコンクリート打ち放し壁を選ぶのも良いと思います。筆者もコンクリート打ち放しの物件に住んでいますが、家具は以前と変わっていないのに壁が違うだけで部屋のオシャレ度がかなり増しました!
ただし、コンクリートは熱伝導率が高く夏は暑く冬は寒いのがデメリットです。結露が起きやすくカビが生えやすい場合もあるので換気をして通気を良くしたり少し工夫が必要です。また、壁も天井もコンクリート打ち放しだと寒々しい雰囲気にもなります。なので、生活の快適さを考慮すると上の写真のような壁一面のみコンクリート打ち放し選ぶのも手だと思います。
巾木は壁と同色
巾木とは
巾木(はばき)とは、壁と床の間の部材のことです。この巾木の色もお部屋の印象に影響を与えるので侮れません。
巾木の色
巾木が黒色
巾木が白色
巾木は壁と同じ色にするとスッキリとスタイリッシュに見えます。比較するとわかりやすいですね。賃貸の壁はほとんどが白かと思いますので必然的に巾木も白を選びましょう。
建具は壁と同色、ガラスのデザインはシンプルだとなお良い
建具の色
建具がウォールナット色
建具が白色
建具とはドアや引戸などの、部屋を仕切る部材のことです。建具も巾木と同じ理論で壁と同色の白色が一番オススメです。好みの賃貸のドアが白色以外だった場合、モノトーンインテリアの範囲に収まる黒系の色であれば問題ありません。
建具のデザイン
ガラスの面積が広い
ガラスの面積が狭い
建具のデザインは掘り込みのない、フラットでシンプルなデザインのほうがスッキリとして見えます。ガラスの面積も狭めで直線が強調されるデザインのほうがスタイリッシュな雰囲気にマッチします。
↓インテリアの配色については別の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
設備の色はモノトーン
キッチンの色は要チェック
モノトーンでスタイリッシュなインテリアを目指すなら、キッチン、お風呂の壁、洗面台の設備の色もモノトーンが好ましいです。よくあるのが、キッチンがカラフルなパターン。特にキッチンはリビングに近い部分でもあるのでお部屋のイメージに直結します。色味を確認しておきましょう。
照明はダクトレール付き
ダクトレール照明とは
ダクトレールとは、スポット照明やペンダント照明を取り付けるための天井にあるレールのことです。ダクトレールが付いている物件だと、気軽にカフェのようなおしゃれな照明が楽しめます。
後からでも取り付けられる
ただ、ダクトレールは賃貸用に後からでも取り付けられる商品があるので、そこまで重視すべきポイントではないです。付いてていたらラッキーぐらいな気持ちでいましょう。
意識して選べば理想の部屋にできる
いかがでしたか。インテリアのポイントを知らずに物件を決めるのと、知ってから決めるのでは大きな違いですよね。せっかく賃貸を借りるなら今回のポイントを意識して、長く住み続けられるお気に入りの空間にしてみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。またお会いしましょう!
↓家具購入についてはこちらの記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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