洗練されたインテリアを作ろう!配色のお話

目次

はじめが肝心!理想のインテリアを作るために、まずするべきこと!

洗練されたかっこいいインテリアを作りたいのだけれど、何を買ったらよいのだろう?・・・

物選びで迷ってる方、ちょっと待って!そもそもインテリアのカラーは決まっていますか?

カラー決めはインテリアの土台となる部分。好きなものばかり買い揃えても土台が決まっていなければちぐはぐな印象のお部屋になってしまいます。

この記事を読んでカラーを意識すれば、まとまりのあるお部屋を作れるようになります!

インテリア配色の基本

お部屋を構成するカラーは3色にまでに絞るとまとまりのあるお部屋になります。

この3色には名前があり、お部屋の大部分の面積を占めるのがベースカラー。次に多いのがアソートカラー。残りを占めるのがアクセントカラーです。基本的にはこれらが70%、25%、5%の割合になるのがバランスが良いとされています。

3つのカラーの役割

例えば下の写真の部屋はこんな配色になっています。

ベースカラーは壁とカーテンに使われている白、アソートカラーは床とベッドヘッドに使われている淡い茶色、アクセントカラーが家具のフレームに使われている黒です。

お部屋によって異なりますが、構成する3色はこんな要素で決まってきます。

カラー名称 要素役割
ベースカラー(70%)床、壁、天井全体の基調となる色。背景色としてお部屋をイメージ付ける
アソートカラー(25%)カーテン、ソファーなどの家具お部屋のテーマとなる色。個性や変化を出す。
アクセントカラー(5%)クッション、家具のフレーム、小物、照明など差し色として全体を引き締める。

このお部屋は、ベースカラーの白がお部屋を爽やかに見せ、アソートカラーの淡い茶色が温かみのある優しい雰囲気を出していますね。そしてアクセントカラーの黒で空間を引き締めています。

それぞれの色に役割があるんですね!

お部屋のイメージを探そう!

次に、どんなお部屋を目指したいのか、自分が好きなインテリアの写真を探してみましょう!

できれば、複数枚集められると好きな系統が分析出来るので良いです◎

Pinterest(ピンタレスト)Instagramはキーワード検索でオシャレな写真が見つけやすいので一番お勧めです。

また、YouTubeで”Room Tour(ルームツアー)”と検索して見てみるのも良いでしょう。さまざまなインテリアテイストの方がご自宅を紹介してくれているので参考になります。

理想のイメージは見つかりましたか?見つかったら、早速そのお部屋に使われている色をチェックしてみましょう!

① ベースカラー黒のモノトーンインテリア例

著作者:wuttichai1983/出典:Freepik

こちらは黒がメインのモノトーンインテリア。ベースカラーの割合が多く、黒の重厚感やカッコよさが強調されています。また壁紙や照明などのマットな質感から落ち着いた雰囲気になっています。

② ベースカラー白のモノトーンインテリア例

こちらは白がメインのモノトーンインテリア。白は膨張色のため、白の面積が大きいとお部屋が広く見えます。また、白い家具だと安っぽく見えてしまう場合もありますが、こちらのインテリアはガラスなどのツヤのある素材を使って高級感を出しています。

①のお部屋も、②のお部屋もモノトーンを使ったインテリアという点は同じですが、使う色の配分や家具の素材によって全く違った印象になっていますね。

③ 女性らしさをプラスしたインテリア例

最後に。モノトーンだけだとパリッとしすぎて少し冷たい印象・・・。女性らしさもプラスして自分らしくアレンジしたいという方に!

このお部屋はアソートカラーが黒ではなく、グレーなのがポイント。

クールな印象になる黒は最小限の面積に抑えて、家具に中間色であるグレーを使用することで柔らかい印象になっていますね。また家具の脚など、フレーム部分は細くスッキリとしたデザインを選ぶことで女性らしさが出ています。

またカーテンの色は広い面積を占めるので、色の選定はお部屋の印象を決定づけるポイントでもあります。

女性らしさを強調するのであれば、清潔感のある明るいカーテンを選びますし、高級感を出したいのであれば、暗い色のカーテンを選ぶでしょう。このようになりたい印象と色の効果を意識してひとつひとつの色選びを行ってください。

そして、お部屋をスッキリさせたい場合は壁の色と同じ色のカーテンを選ぶのがお勧めです。壁とカーテンの色の境目がなくなって洗練された印象になるからです。

(補足:このお部屋はベースカラーが二色のため合計4色となっていますが、茶色以外の色は白、黒、グレーの無彩色なのでごちゃっとした感じにならずまとまっています。無彩色でない色を4色使うときは色の配分や組み合わせに注意が必要です。)

色の配分を決めてセンスの良いお部屋に

いかがでしたか。お部屋に取り入れたい色のイメージは膨らんだでしょうか。

最初に理想のお部屋をイメージすることと、色のだいたいの配分を決めておくことで、欲しいものが見えてきます。

また、お部屋に合わないものを買ってしまった!なんてこともぐっと減り、経済的でもあります。ぜひ色を味方につけてセンスの良いお部屋にしてみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございます!またお会いしましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

オシャレにかっこ良く生きたいアラサー。服とインテリアは、モノトーンでスタイリッシュなデザインが好き。建築業界で仕事をしながら、プライベートでブログ運営をしています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次